自然現象は、時にすさまじく長い時間をかけて完成することがあります。こちらのアート作品はそんな悠久の時間を視覚化するために作られたもの。どんなにがんばっても目に見えないほどしか回転しないギアに宇宙を感じます。

「The World’s Biggest Gear Reduction(世界最大のギア比)」と題されたこの作品、1にゼロが100個ついた、つまり10の100乗「googol」なる単位を視覚化したもの。1:10のギアを100回重ねており、最後のギアが1周するには最初のギアを10の100乗回まわさなければなりません。そうするためには宇宙全体のエネルギーよりもたくさんのエネルギーが必要になります。

動画はこちらから。
The universe’s biggest gear reduction! – YouTube

アーサー・ガンソンの「コンクリートの中の機械」にインスパイアされて作られたものとのことです。モーターは毎分200回転しますが、最後のギアが1周するのに2兆年かかるという作品。
Machine with Concrete – Arthur Ganson – YouTube

1時間ずーっと眺めていられるロングバージョンはこちらから。
The World’s Biggest Gear Reduction – YouTube

すさまじく長い時間が必要なアート作品は、自然の、宇宙の悠久さを感じるものばかりですが、一方でこちらの映画のように単なるイヤガラセに使われるものもあります。約10時間、何を思いながら見ればよいのでしょうか。
レーティング機関へのイヤガラセ映画「ペンキを乾かす(原題:Paint Drying)」がイギリスで無事「全年齢向け」レーティングを取得 – DNA