現代的な軍隊は敵を想定して訓練します。なので、射撃のトレーニングに使用するターゲットは、敵の姿に似せて作られるわけですが……カナダ軍が今回発注したターゲットは、仕様書を見る限り古代文明を想定して作られているようです。

カナダ軍による公募サイト。射撃練習に用いる「ターゲット用マネキン」の入札を募っています。発注書はこのようにごくごく普通の感じですが……。
Target Mannequins (W0142-21X003/A)

仕様書の部分から、担当者の方の大変ユニークな感性が伝わってきますね。

なお、こちらはイースター島に残存するモアイ像の中でも、唯一座った姿で作られたラノ・ラナクのモアイと比較した画像。大変奇妙な一致に……見えなくもない、かもしれません。
Rano Raraku Moai Quarry Sitting Moai | The only sitting Maoi… | Flickr

想定される敵に合わせたターゲットを用意するのはごく当たり前の準備。アメリカの警察の場合、立ち入り捜査の際に銃をもった妊婦や子どもに撃たれるケースが多いので、こういうターゲットを使ったりするそうです。
妊婦や子どもをためらいなく撃つための訓練用ターゲットをアメリカ国家安全保障局が購入か – DNA

ソース:Target Mannequins (W0142-21X003/A) – Buyandsell.gc.ca