例え体が元気であっても収入を失ってしまえば生きていくことができません。ありとあらゆる人が新型コロナで仕事の機会を失っている昨今ですが、アメリカでは、閉鎖によって手が空いてしまったダンサーさん達の協力で食品デリバリーサービスをスタートさせたストリップクラブがあるそうです。

現在、世界は新型コロナウィルスに大わらわ。人が集まりそうなところはとにかく閉鎖され、感染が広がらないように対策されています。アメリカ西海岸、カリフォルニア州の北側にあるオレゴン州のポートランドにあるストリップバー「ラッキー・デビル・ラウンジ」もまた、知事の命令によって閉鎖されてしまいました。

バーが開店しなければダンサーさんやセキュリティの人たち、バーテンさんなど色々な人が収入を失います。とりわけダンサーさん達は被雇用者ではなく業務請負であり、当然のことながら失業手当の対象にはなりません。

なんとかして当座の収入を確保する方法はないか……困った店主のボールデンさんは食品のテイクアウトやデリバリーサービスは規制の対象外であることに注目。とりあえず手が空いてしまったダンサーさん達が食べ物を配達するサービス、その名も「Boober Eats(Boober:読みブーバー、おっぱいの意)」……という天才的なアイディアをひらめいたのです。

サービスは食べ物の価格+30ドル(約3300円)でダンサー2人がセキュリティの人が運転する車で配達しに来る、というもの。

なんだかすごく楽しそうな車で楽しそうな人がやってくるので外出禁止で沈んだ気分も盛り上がりそうです。

やってくるダンサーさんは指名も可能だそうです。

最初はジョークのつもりでSNSにアイディアを投稿したボールデンさんでしたが、意外というか当然というか問い合わせが殺到、関係者に最低賃金分はなんとか確保できるくらいには繁盛しているということです。

電話応対とSNS更新に大忙しのバーテンさん達。

最大手地元紙「オレゴニアン」が取材した動画。地元に溶け込んでいる感じが興味深いですね。
Out-of-work strippers are delivering food through Boober Eats – YouTube

アメリカにおけるストリップは、パーティの出し物としてそれなりにカジュアルな存在。こういう事件が起こってしまうくらいには、社会に浸透しているようです。

16歳の息子の誕生日に出張ストリッパーを注文した母親が逮捕 – DNA

ソース:Portland strip club forced to close, so dancers now do delivery – oregonlive.com