油田からは燃える原油やガスが出てくるわけですから、一度火がついてしまえば簡単に消すことはできません。本当の消火のプロフェッショナルによる作業が必要なこの場面に、ロシア軍は対戦車砲を持ち込んできました。

軍の発表によれば、シベリアの油田火災において「蛇口」にあたる坑口装置を破壊し穴を塞ぐため、距離約180メートルから対戦車砲を発射したとのこと。余計火が広がりそうですが、見事消火に成功しています。動画はこちらから。
Работа артиллеристов ЦВО во время ликвидации пожара на нефтяной скважине в Иркутской области – YouTube

また、油田火災では火薬の爆発によって周囲の酸素を吹き飛ばして火の勢いを弱める爆風消火が行われることがあります。物が燃えるには「燃えるもの」「酸素」「温度」の3つが揃っていなければならず、砲で周囲の空気を吹っ飛ばすことで同じ効果が得られたのかもしれません。

金網のストレーナーの中でガスを爆発させると火球を閉じ込めることができる……という実験動画 – DNA