アメリカの人たちにとって、欠かすことがないフェイバリットフードの一つがピザ。小中学校の給食のメニューや軍用食糧にも採用され、日本人にとってもカレーライスくらいポピュラーな食べ物ですが、一番人気のトッピングである「ペパロニ」の価格が急騰し、波紋が広がっているようです。

急騰の背景には、新型コロナウィルスの感染拡大によって食肉加工場で多くの感染者を出し、ペパロニの原料となる豚肉が大幅に不足していることがあげられます。生産量は元に戻りつつあるものの、もともと低利益体質の産業であったということもあってコロナ以前と比べるといまだ低い水準にとどまっているようです。

結果、ペパロニの価格が1.5倍から2倍に上昇。外出自粛の影響からテイクアウトやデリバリーでのピザ需要が大幅に増加しているものの、原材料価格の高騰は個人店を中心に打撃を与えています。

ピザのふるさと、イタリア軍の兵士も及第点を出す軍用ピザが作り出せるほどに、ピザを愛しているアメリカ人。ペパロニの混乱は、秋に控えたアメリカ大統領選挙への影響も懸念されています。
米軍が開発した「携帯食料版ピザ」をイタリア軍兵士が試食 – DNA

ソース:Pepperoni Pizza: Topping Becoming More Expensive to Source as Demand Grows – Bloomberg