人間による最速投球記録は、米メジャーリーグのアロルディス・チャップマン選手が2016年に出した169.1 km/h。その10倍近いマッハ1.35で野球ボールを射出できる恐るべきピッチングマシンを作った人が現れました。

音速を突破できるピッチングマシン、これで野球ボールを鉄板にぶつけると……

大変なことになってしまいます。これはもう兵器では……

製作者はYouTubeチャンネル「Smarter Every Day」のディスティン・サンドリン。音速ピッチングマシンは「子どもの頃から作ってみたかったんだ」とのこと。

そういうわけで早速設計に。

タンク内部にバルブを設けたデザイン。タンク内に加圧するとともに砲身内を減圧。

バルブが後方に下がると高圧ガスが砲身内に吹き抜けていく……という仕組み。

もはや工場としか言いようがない設備で制作スタート。

これはホビーなのだろうか……という規模ですね。

完成形。もはや大砲としか言いようのない見た目。なお米国ではなんの問題もなく製造所持が可能なようです。

発射用ガスは窒素を使用して速度を稼ぐ。

ターゲット用の鉄板は2.5cm厚のものを2枚重ねで使用。

ボールを挿入したら、砲身内の真空を保つためテープして準備完了。

砲身内を減圧する真空ポンプから発する霧によってただならぬ雰囲気になってきました。

ピッチングマシンとは思えないコントローラーです。

圧力変化による凄まじい蒸気とともにボールを射出。やはりこれは大砲では……。

バッチリ衝撃波が発生していますね。気温の変化を考慮しても音速突破成功です。

ハイスピードカメラを用いた測定によって球速マッハ1.35であることが確認できました。

音速で物を射出できる道具を合法で所持できるというのは、やはりどう考えてもおかしいと思いますが……動画はこちらから。
World’s Fastest Pitch – Supersonic Baseball Cannon – Smarter Every Day 242 – YouTube

ぜひこちらの爆薬バットと勝負してほしいところです。
仕込んだ爆薬のパワーでホームランを量産できる野球バットの動画 – DNA