どうせマスクをするのなら色々な機能がついたものを選びたいもの。ハンガリーのオーケストラ指揮者が開発したこちらのマスクには反響板が取り付けられており、音の響きを改善することができるそうです。
先日、演奏会を再開させたブダペスト祝祭管弦楽団ですが、依然として感染の状況は厳しいものがあるため、奏者や観客にも対策が求められます。そういうわけで音楽監督イヴァン・フィッシャーによって開発されたのがこちらのマスク。手のひら型の反響板が取り付けられており、より深く音楽に没頭できるとのこと。
いわく、反響に温かみが増えるとのことで聴衆の中にも愛用者が増えているそうです。プダペスト祝祭管弦楽団の事務所で8000フォリント(2800円)、ブダペスト芸術宮殿の書店、売店にて10000フォリント(約3500円)で購入可能です。
イヴァン・フィッシャー氏自らがマスクを紹介する動画はこちらから。
Iván Fischer about the acoustics-improving mask – YouTube
コロナウィルスの感染拡大によってマスクの需要が伸びているため、色々とユニークなアイテムも開発されています。
簡単操作で口元がパカっと開いて食べたり飲んだりできるマスクが登場 – DNA
ソース:Hungarian orchestra conductor invents music-enhancing face mask | Reuters