Webの検索クエリは、現実世界での事件に大きく影響を受けます。先日、アメリカのトランプ大統領が新型コロナウィルスに感染したことが発表されましたが、その日、とある英語表現の意味を調べる検索が30000%以上も増加したことが明らかになりました。

英語圏では非常に多く使われるスタンダードな辞書の一つ、メリアム・ウェブスターのオンライン版サイトのブログによれば、トランプ大統領の新型コロナ感染が報じられた10月2日に「schadenfreude」なる単語の検索量が普段の30500%、つまり305倍に達したそうです。

schadenfreudeは「他人の不幸によってもたらされる喜び」を意味します。ドイツ語ですが、外来語としてそのまま使われることが多い単語です。

新型コロナ対策を軽視していたトランプ大統領が、新型コロナに感染してしまったことを受けて、一部メディアが「ざまあ見ろ」的な見出しに「schadenfreude」を使用したため、この意味がわからない人が辞書サイトで検索したようです。

ところでschadenfreudeはそのものズバリの英語がないことで知られています。他にも世界には色々と翻訳が難しい語が多いのですが、中でも3番めに難しいのは関西弁での「なあ」ということです。
「世界で3番目に翻訳が難しいのは関西弁の『なあ』」1000人の言語学者へのアンケートで判明 – DNA

ソース:📈 Trend Watch: ‘Schadenfreude’ – 10/2/2020 | Merriam-Webster