料理の基本は決められたレシピを決められた通りに処理すること。それではもし、決められたレシピの分量や調理時間などを勝手に変更してみたら、出来上がりはどのように変化するのでしょうか?

オリジナルのレシピはまず粉類を合わせた後に植物油と卵を足し、予熱したオーブンで45分焼くというもの。焼き上がった中身はおおよそ均等に焼け、ふわふわでドライ過ぎず粘っこくもない、甘すぎることもなく、食感もぼそぼそしない……という理想的な状態です。

ではここでココアパウダーを溶かしチョコに変えるとどうなるでしょう?

生地の粘りや色が変わり、焼き上がりに裂け目ができてしまいます。

甘さはもちろん、フォークやナイフを入れたときの感触や食感がもっちりした感じになるという変化も。

オーブンの予熱をしないとこんな風に凹んでしまいます。また自分の重みでかなり密度が高まります。

植物油をバターやギリシャヨーグルトに変えるとどうなるでしょうか。

バターに変えるとかなり風味がかわり、こってりとした感じになります。ギリシャヨーグルトはソフトに。

卵や牛乳を室温に戻さず、冷たいまま使うと予熱が足りないのと似た感じになります。よく混ざり合わないので、生地が相当ぼそぼそとなるようです。

ケーキ皿に生地を入れすぎると焼き上がりに時間がかかって焦げてしまったり、溢れたりします。焼け具合も均一ではなくなります。

焼いてる途中にオーブンを開けるのもダメ。温度が大きく下がって膨らみが悪くなります。

小麦粉の多い、少ないでも変化が。少ないとかなり湿った感じに、多すぎるとパサパサになります。

原材料を全部一度に混ぜてしまうと、均等になるまで混ぜすぎてしまうため膨らみにくくなります。

ベーキングパウダーとベーキングソーダ、似ているようで役割が違うため、どちらかで一方を代用するとおかしなことに。スポンジの気泡が大きくなり、乾いた感じになります。

ココアパウダーを2倍にすると、チョコ感は増すもののパサパサに。

卵の量を変えると風味はもちろん膨らみ方、粘り気が変わってしまいます。

本当にちょっとした変更が出来上がりに大きな差をつけてしまいますね。好みに合わせて思い通りに味や食感を変化させたり、また量産に耐えるようレシピを簡略化したりできるプロの料理研究家の人達はほぼほぼ魔法が使えると言ってもよさそうです。動画はこちらから。
Every Common Chocolate Cake Alteration, Substitution And Mistake (17 Recipes) | Ingredient Swap – YouTube