アメリカ軍では、核ミサイルを発射する際、2人の担当者が離れたところにある発射キーを同時に回すことになっています。実はこの発射キー、とても簡単にピッキングできてしまうそうです。





現在核ミサイルの発射装置に用いられているものと同型のロック。ピン2本を使えば簡単に回せてしまうそうです。動画はこちらから。
[1218] This Should Be A Nuclear Launch Key (Allen-Bradley Interlock Picked) – YouTube

もっとも、簡単に回せてしまうからといって、誰か1人気がふれた軍人が現れたら勝手に核ミサイルを発射できてしまうというわけでもありません。こちらは実際のミサイル発射プロセスですが、発射命令を受信し、これを確認し、ミサイルの起動用コードを復号、発射諸元の入力をしてからようやくキーの出番が来るわけで、ピッキングできてもミサイルの安全性自体に変化はありません。
MISSILE minuteman launch sequence – YouTube

では、核ミサイルの発射においてピッキングの技術が役に立たないかというと実はそうでもありません。発射命令の確認に用いるコードの金庫は、2人の担当者がそれぞれ別の鍵を使って開けるのですが、これを紛失したり鍵が故障した時などは代替手段が必要になります。ちなみにロシアではハンマーでカギをぶっ壊すそうです。
ロシアの戦略ミサイル軍は最終兵器「核ミサイル発射用ハンマー」をもっていた – DNA