先日、アメリカの首都、ワシントンD.C.の連邦議事堂で発生した暴動事件を組織し、さらに今後も同じような暴動を扇動しようとしているとしてTwitter社はトランプ大統領の公式アカウント「@realDonaldTrump」を凍結しました。

トランプ大統領の公式Twitterアカウントの永久凍結とその理由を告げるTwitter社のアカウント。

先日の暴動事件の後、Twitter社はトランプ氏のツイートを精査。その上で「私は20日の大統領宣誓式には出席しない」「7500万の愛国者が未来に向けて大いなる声を発することになるだろう」という発言が、さらなる暴力を煽動しようとしていると指摘し「暴力を賛美しない」というTwitter社のポリシーに反するとしてアカウントの凍結を決定しました。トランプ大統領側は、アメリカ合衆国大統領としての公式アカウント「@POTUS」で発言を継続をしようとしましたが、こちらも凍結されています。

また大手Webサービスもこの動きに追随。現在トランプ大統領と関連コンテンツを規制しているのは以下のサービス。どれも大手ばかりで、インターネットを使った発言はほぼ封じられたといってよい形です。

Web掲示板「Reddit」:
カテゴリ「r/DonaldTrump」を凍結

ストリーミング配信サービス「Twitch」:
公式チャンネルを凍結

ショッピングカート「Shopify」:
後援組織と選挙運動グッズのショッピングサイトを閉鎖

Google:
Google Playから保守派が集まるとされるコミュニティアプリ「Parlor」を削除

動画共有サービス「YouTube」:
トランプ陣営が流す選挙に関する誤情報を含む動画を規制

SNS「Facebook」:
トランプ大統領のアカウントを(少なくともバイデン次期大統領就任まで)凍結。傘下のInstagramも同様。

画像SNS「Snapchat」:
トランプ大統領のアカウントを削除

動画SNS「Tiktok」:
暴力的な内容の記事、「#stormthecapitol(首都を急襲せよ)」「#patriotparty(愛国党)」などの関連ハッシュタグの記事を削除

コミュニティチャットサービス「Discord」:
暴動の組織化に関連していたと思われるサーバー「The Donald」を閉鎖

画像共有サービス「Pinterest」:
親トランプ的内容の投稿を2020年11月から規制中

なお、現在は「言論の自由を守るSNS」を自称する「Gab」にて公式アカウント「@realdonaldtrump」を取得したと報じられていますが現在までに新しい投稿はないようです。

トランプ大統領は過激な発言を行い、それを様々なメディアで拡散させることによって幅広い層からの支持を得ていました。その戦略の柱の1つであるインターネットを封じられた彼は、今後どのように自身の言葉を広げていくのでしょうか。そしてこちらのアカウント「@burnedyourtweet」の存在はどうなってしまうのでしょうか。気になるところです。

トランプ大統領のツイートを物理的に炎上させ続けるTwitterアカウント「@burnedyourtweet」 – DNA