数キロ四方の巨大マップの中で、古今東西様々な兵器や、徒歩、車両、航空機といった移動手段を組み合わせ、好き勝手に戦うFPS「Battlefield」の新作の予告が公開、今度は2042年の近未来が舞台です。

不況や天候不順により、安寧と秩序を失った世界。アメリカとロシアとの戦いの火が再燃し、そこに「Non-pats」と呼ばれる難民たちが傭兵として参加する……というのが今回の「2042」の設定。

シリーズの原点である第2次世界大戦や、ゼロ年代からメインストリームであった「テロとの戦い」といった史実ではなく近未来が舞台ということで、空気感としての「Battlefieldらしさ」はやや薄くなりましたが、ゲームプレイの部分ではルーツに立ち返り、強化された部分が見受けられます。

2042はシングルプレイヤーキャンペーンなしの最大128人参加可能なマルチプレイオンリー。もっとも今回は自分以外AIという環境で遊べる「AIマッチ」があるので、シングル派も色々と違う楽しみがあります。「PUBG」や「ApexLegends」でポピュラーになったバトルロイヤル形式は採用せず、互いの陣地を取り合う伝統的なルールが基本となります。

「超広大なマップで好きなように行動する」というサンドボックス性はより強くなります。例えば工兵や衛生兵といったクラス分けはされますが、特殊技能が付与されるのみで武器や装備等は自由に組み替えが可能。

マップ自体も破壊されたり天変地異でどんどん姿を変えていきます。

武器を使って攻撃するだけでなく、屋上からジープをジャンプさせてヘリにぶつける……といったように、プレイヤーのアイディア次第で色々な行動が可能になるBattlefield感は健在。

「ドッグファイト中に戦闘機から脱出し、手持ちのロケットランチャーで相手を撃墜したら戦闘機に戻る」というプレイ動画ではたまに見かけるアレを、開発社自ら予告編に入れてくるあたりも「らしさ」への注目を感じさせます。

発売は2021年10月22日の予定。動画はこちらから。
Battlefield 2042 Official Reveal Trailer (ft. 2WEI) – YouTube

ところで「テロとの戦い」の時代においては敵を徹底的な悪として描くことが可能でしたが、大国どうしが正面からぶつかりあうことが予測されている現代では、国家からのクレームを恐れてそうした極端な描写はしにくくなったと聞きます。時代とともにゲーム作りにも変化の波は着実に来ているようです。