強力な閃光と音響で人間を幻惑させる閃光手榴弾、いわゆるフラッシュバンは、いわゆる非殺傷兵器として暴徒のコントロールや突入時の目くらましとしてしようされます。隠して持つにはちょっと大きなサイズと形状なのが短所なのですが、この度ラインメタル社が開発した「Spectac」は、まさにこの問題を解決しています。

ラインメタル社が開発した「Spectac」。一番の特徴はそのサイズと形状で、一般的な円筒形状ではなく、重さ350g、110×63×20mmの直方体となっています。

こちらは一般的なフラッシュバン。戦闘服ならともかく、このように私服で持ち運ぶのはなかなか大変なサイズなのですが、Spectacならパンツやジャケットのポケットやバッグの隙間に滑り込ませておくことができます。強制捜査に参加する私服警官や要人のボディガードなど、存在を悟られてはならない場合には特に便利なデバイス。

また、円筒形のものと違い転がりにくいので、階段や傾斜した床などでも転がって戻ってくることを心配する必要はありません。望んだ位置に投げ込むことができます。また握った手が損傷しないよう、上下に吹き抜けるBTV構造を採用するなど、安全にも配慮。出力170デシベルと180デシベル、遅延信管0.5秒と1.5秒とバリエーションが用意されており、柔軟な使用が可能です。

デバイスは便利ですが、問題は使い方。フラッシュバンが近くで爆発してもケガはしないのですが……コントのような動画を色々な部隊が公開しています。
突入部隊のド新人がフラッシュバンを投げこむのをミスするとこうなる……という動画 – DNA

ソース:Rheinmetall Spectac – an innovative stun grenade for military and law enforcement special operators