拡大していくと同じ構造が繰り返し現れる不思議な「フラクタル構造」を応用したフラクタルバイスは、ぐにゃぐにゃとした形状にもピタっとフィットしてつかめる面白い道具。より手軽に試せるよう、3Dプリンターで制作した人が現れました。

フラクタルバイスは20世紀初め頃に発明されたもの。万力で工作物をくわえるジョーの部分がフラクタル図形のように三日月状の部品を重ねて作られており、様々な形状にピタっとフィットするという仕組み。詳しい構造はこちらのレストア動画など見るとよく分かります。
Rare Antique Fractal Vise [Restoration] – YouTube

丸みが多かったり不定形なものをつかんで固定するにはとても便利なフラクタルバイス。特許の図面からトレースしてパーツを設計、3Dプリンターで出力していきます。

ヤスリがけやフライス加工いったハードな用途はともかく、負荷の軽い用途には十分役に立ちそうです。
3D Printed Fractal Vise (WIP!!!) – YouTube

フラクタル図形は自然界には多く見つかります。有機的な形状のものをつかむにはぴったりの形なのかもしれません。
数学的に作られた植物の3Dモデルをストロボ撮影した不気味なアニメーション動画「Bloom」 – DNA