ゲーム会社は正確な再現のために色々と取材をしたり資料を探すわけですが、ユーザーの中にはその内容に満足できない人もいます。そんな愛にあふれたユーザーの一人が、ちょっと暴走してしまったようです。

WarThunderはロシアのGaijin Entertainment社製のMMO戦闘ゲーム。プレイヤーは1500種類以上の戦車・航空機・艦艇の中から自機を選んで戦闘に参加します。

当然思い入れのある車両というのが出てくるわけで、「ここがおかしい」「もっとリアルにしてほしい」と要望したくなることもあります。王立戦車連隊のあるティドワース在住で、イギリス軍の現用戦車、チャレンジャー2の車長であるというFear_Naught氏もその一人。チャレンジャー2に関する指摘を公式掲示板にぶつけたのですが……問題はイギリス軍のAESP (保守整備マニュアルのようなもの)が添付されていたことです。

実際の(AESPが見えない部分の)投稿。ゲーム中のチャレンジャー2戦車の主砲を支える構造が正確ではない、とのこと。

資料にはUnclassified(非機密)のスタンプが押されていたものの、運営側がイギリス防衛省に問い合わせたところ「該当する資料の機密は解除されていない」との回答。つまり軍事機密が公開の掲示板に投稿されたわけで、運営側は投稿を削除し、警告する声明を出しました。

以前、実寸大で走行も可能なティーガー戦車のレプリカを制作してしまった人が出ましたが、やはり戦車には人を狂わせるなにかがあるのかもしれません。
狂気の沙汰、「ティーガーI戦車」の実寸大・走行可能なレプリカの制作風景 – DNA

ソース:Classified Challenger tank specs leaked online for videogame